こんにちは、ヤマトです!
「エド・シーランを再現したいけど、何を買えばいいの?」と思っているエド・シーランファン(Sheerios(シーリオス))は思っていることでしょう。
今回はそんな疑問を全て解決していきたいと思います!
この記事はこんな人におすすめ!
・エド・シーランを再現したい
・再現に必要な機材を知りたい
エド・シーランの演奏は1人とは思えないほど、厚みのある演奏です。
そのためギターをある程度の年数やっている人でも再現をするのは簡単ではありません。
そこで今回は、エド・シーランも使っているループペダルを3年以上使って再現している僕が、シーリオスの悩みや疑問を徹底的に解決していきます!
それでは、どうぞ!
目次
エド・シーランが使っているギターはなに?
まずはエド・シーランが使っているギターの紹介からいきましょう!
エド・シーランはデビュー当初から彼一番のヒット曲「Shape Of You」を収録した「÷(ディバイド)」を発売した頃まではリトルマーチンことLX1Eというミニギターを使っていました。
僕としてはまずこっちのギターをお勧めします!
なぜなら、、、
- 比較的お手頃価格
- 一般的なギターとは全く別物なサウンド
- エドのイメージに似合っている
から、ですね。
Martin社が販売しているミニギターLXシリーズの一つであるLX1Eというギターですね。
このギターのシグネチャーモデルも過去には販売されていました。
そして友人のギャリー・ライトボディから譲り受けたLowdenというメーカーのギターを気に入り、それ以降はLowdenを主に使っています。
ただこのLowdenは全て手作りのため50〜60万円ほどで販売されている高級ギターです。
そこでエドは手頃な価格で販売できないかということで、一部工程を機械化することで日本円で十数万円程度まで価格を下げました。
これがSheeran by Lowdenです。
Sheeranからもシグネチャーモデルは販売されています。
ライブで使い始めたのは「÷(ディバイド)」以降ですので、それよりも前のアルバムを演奏したいのであれば、LX1Eを断然お勧めします。
ちなみに僕はLX1Eを使っています。
ループペダルって何?
ループペダルに関する解説は以下の記事で細かく書いていますので、よければそちらも合わせてご覧ください。
この記事を読んでくれているシーリオスの方はループペダルがどんなものかをご存知という方も多いと思います。
なので簡単に解説します。
ループペダルとは、、、
録音したフレーズをループ再生させて、重ねていくエフェクターの一つです。
多分動画を見た方が早いと思いますので、ご覧ください。
こんな感じでループさせて演奏します。
このため一人なのにまるでバンドかのような厚みのある演奏をすることができるんですね。
ループペダルにはどんな種類があるの?(おすすめのループペダルも!)
ではループペダルを買うのはいいけれども、どれを買えばいいのでしょうか?
ループペダルは多くのメーカーから発売されているので、選ぶのが難しいですよね。
いくつか有名なループペダルを紹介します。
まずは僕のおすすめループペダルから!
BOSS RC-600
僕のイチオシはやっぱりこのループペダルです。
2022年初頭に発売されたループペダルです。
RC-300の後継機となっており、トラック数は最大6トラックとなっていて、再現にはもってこいです。
エド・シーラン本人は先ほどの動画でもそうですが、5トラックまでしか使っていません。
なので6トラックもあれば十分すぎます。
その他のループペダルも簡単に紹介します。
BOSS RC-300
先ほど紹介したRC-600の前作機にあたる機種です。
3トラックを有し、端子もステレオが1つ、マイクが1つ、AUXが1つ付いています。
これでもかなり再現はできるので、どうしても予算が足りない場合は検討する価値もあると思います!
ただ販売完了品のため、在庫がずっと残っていたりしない限り、新品を手に入れるのはかなり難しいと思います。
Ditto LOOPER
価格はめちゃくちゃ安いわけではありませんが、十分な性能を持っている1トラックのループペダルです。
最初に買うループペダルとしては悪くないのでは?というものですね。
BOSS RC-5
僕はRC-3というのを使っていましたが、それの後継機になります。
1トラックだけしか使えませんが、インプットは2つあり、フットスイッチも繋ぐことができるので、Dittoよりも個人的にはおすすめです。
BOSS RC-30
こんなにBOSSばかり紹介しているとBOSSの回し者か何かと思われそうですが...笑
これはエド・シーラン本人が使っていたBOSS RC-20XLの後継機です。
エドはこのループペダルで1トラックだけを使って、最高の演奏をしていました。
ただセカンドアルバム「×(マルティプライ)」が発売されてすぐに使わなくなってしまいました。
本人と同じ機材を揃えたい方はぜひ!
※キーボードを繋ぐにはミキサーが別途必要になってしまう場合があります。
おすすめのマイクは?
エド本人がどのマイクを使っていたなどはあまり出てきません。
ただShure SM58などで十分だと思います。
価格こそShure Beta58Aより安いですが、性能は申し分ないです。
ここら辺のものを2本揃えるようにしましょう。
後から解説する、つなぎ方で2本使います。
【なくても大丈夫】ペダルチューナー
エド本人はデビュー当初からBOSSのペダルチューナーを使っていました。
現在でも使い続けています。
ペダルチューナーってなに?
ペダルチューナーはギターとアンプの間に挟むエフェクターのようなものです。
ペダルチューナーはスイッチを踏むと音が出力されなくなり、チューニングモードに切り替わります。
チューニングの精度はシールド経由なので、とても高く、ステージになる音を直接チューニングできるという観点からプロのアーティストの多くも使っています。
エド本人が使っているチューナーはBOSS TU-3です。
BOSSが販売しているロングセラー商品の1つです。
精度こそ他のペダルチューナーより劣りますが、暗いステージでも見やすいUIとなっているので、大人気商品となっています。
ただ僕はこれよりもVOXのチューナーをおすすめします。
VOXのチューナーは±0.02セントという精度までチューニングすることができます。
設定を変更することでBOSS TU-3と同じ±1セントの精度でチューニングすることができます。
この設定変更ができる機能により、ライブでもレコーディングでも使うことができます。
せっかくなら1つで全てできる方が便利ですよね。
なので僕もこのVOXのペダルチューナーを使っています。
キーボードを再現するには?
これが最難関です。
僕のおすすめはやっぱりMIDIキーボードに繋いじゃうことですね。
MIDIキーボードに繋いで、自由に音を変えたほうが、対応はしやすいかなと思います。
僕はM-AudioのKeyStation 49を使っていますが、サイズがあまりにも小さくなければどのMIDIキーボードでも大丈夫だと思います。
GarageBand
僕はiPadとキーボードを繋いで、使っています。
iPadはパソコンほどのスペックはありませんが、下手なパソコンを購入するくらいならiPadを使ったほうが快適です。
iPadのスペックについて細かく解説することはここではしませんが、とりあえずiPad Air以上を買っておけばなんとかなります笑
セットでUSBハブを購入することをお忘れなく!
GarageBandであらかじめキーボードの欲しい音を設定しておきます。
例えば「Shape Of You」であれば「Electric Marimba」を選択するとかなり本家の音に近づきます。
それを設定しておいて、演奏をするときにはMIDIキーボードを操作すれば、本当にキーボードを演奏しているようになります。
エド本人は基本的に横から1つずつ押せばフレーズが全てなるように設定されていますが、そこまでするとなるとパソコンで設定が必要なので、現実的とは言えません。
【おまけ】あの曲のキーボードはどの音色を使ってるの?
エド・シーランの曲を再現するときに困るのは実はキーボードだったりします。
意外と本家と同じ、もしくは近い音って見つからないんですね。
そこで、今回は僕が実際に普段の練習やライブで使っているファイルを配布したいと思います。
本家っぽくなるように少しだけ調整をしたりもしているので、ぜひ活用してください!
まだ「Eyes Closed」は探していないので、ご了承ください。
ぜひこのファイルを活用して、キーボードを再現してみてください!
※GarageBandがインストールされているiPhone、iPad、Macで開けます。
必要な小物類
ギターと機材さえあればなんでもできるわけではありません。
例えばシールドやケーブルも必要なものです。
もちろんシールドはすでに持っているものを使って全然OKです。
マイクスタンドやキーボードスタンドも持っていればそれを使って貰えば全然大丈夫です。
これから詳しく紹介しますが、上から優先順位順になっています。
予算が合わないなどの場合には、上から購入してみてくださいね。
3m、5mシールド
シールドは最低でも3本、できれば4本欲しいです。
余裕があれば1、2本予備のシールドがあるとベストですね。
ペダルチューナーを使わない場合は1本減らせば大丈夫です。
ギターからチューナー、もしくはループペダルまでのシールドは5mあると動き回りやすいので、便利です。
他は3mあれば大体大丈夫です。
僕のおすすめはやっぱりCANARE(カナレ)のシールドです。
断線しにくいシールドでありがら、3000円程度から購入することができます。
XLRケーブル
XRLケーブルとは一般的なマイクで使われているシールドです。
これがないとマイクを入力できません。
なので5m程度のものを2本用意しましょう。
ループペダルに入力するためであれば、短くても大丈夫です。
環境に合わせて長さを変えて購入するといいですよ。
マイクスタンド
マイクスタンドはないとめちゃくちゃ不便です。
ないならないでいいやともならないので、これもマイクと同じように2本用意しましょう。
僕は昔お金がなさすぎてマイクスタンドを買わずに凧糸を天井から吊るしていましたが、不安定だし、調整もできないのでお勧めできません笑
3.5mm - 6.3mmステレオケーブル
iPadからループペダルに出力するためのケーブルです。
3.5mmはいわゆるイヤホンジャックの大きさです。
6.3mmはシールドと同じですね。
ステレオのものは6.3mm側が2つになっているので、ループペダルに直接ステレオで入力できます。
キーボードは一般的にステレオで出力することが多いです。
なのでステレオにすると便利でいいですよ。
ここからはなくてもなんとかなるものです。
9V電源
これはペダルチューナーを電源に接続するためです。
ペダルチューナーはライブの間繋ぎっぱなしにするので、電池よりも電源を繋ぐほうが安心です。
僕はBOSSの9V電源を使っています。
よほどのメーカーでなければなんでもいいと思いますが、そこまで高いものではないので、ある程度の品質のものを購入することをおすすめします。
フットスイッチ(BOSS RCを使う場合)
BOSS RC-3(または5)や300、600を使う場合、フットスイッチがあると一気に操作性が上がります。
詳しい使い方は説明書に書いてあるので、それを確認してみてください。
キーボードスタンド
これはなくてもどうとでもなります笑
机の上に置いて使っても全く問題ありません。
ただ高さを調整したり、どこでも持ち歩くことができるキーボードスタンドがあるに越したことはありません。
とはいってもライブハウスなどにはあらかじめ用意されていることが多いので、自分で持っていく必要があることは案外少ないので、なくても大丈夫だと思います。
3.5mm延長ケーブル
これも環境に合わせて買うべきものです。
先ほど紹介した3.5mm - 6.3mmステレオケーブルですが、長さが足りない場合があります。
そういったときにはこの延長ケーブルを使うと便利です。
届くかどうかで言えば届いても、足元で絡まったり、足を引っ掛けてしまうことも少なくないので、余裕を持つ必要があります。
なので、もし短いなと思ったら買うことをおすすめします。
副産物としてはスマホとスピーカーやイヤホンを繋ぐときにも延長ができるということですね。
次のページではいよいよこれらの製品の繋ぎ方を紹介します。
余談も余談ですが、初めて2ページ目に突入します笑
それくらい書くことが多いんです笑