こんにちは、ヤマトです!
皆さんiPad使ってますか?
僕は出かけるときを中心にめちゃくちゃ使っています。
そんなiPadを欲しいなぁと思いつつ、あまりの円安による値上がりに買うのを躊躇している人もいると多いと思います。
値上がりしているiPadの中でもハイエンドモデル中のハイエンドモデル、iPad Proを今回はレビューしていきたいと思います。
この記事はこんな人におすすめ!
・iPad AirかiPad Proで迷っている
・最新のiPad Proを買う価値があるのか知りたい
ちなみに筆者であるヤマトは過去に以下のiPadを使ってきています。
- iPad(第2世代)
- iPad Air(第2世代)
- iPad Air(第3世代)
- iPad(第8世代)
- iPad mini(第6世代)←返品
- iPad Pro 11インチ(第2世代)
- iPad Pro 11インチ(第4世代)
このうち最後のiPad Pro 2台は今も現役としてバリバリ使っています。
またiPad miniは購入から1週間で返品しました。
詳しくは以下の記事をご覧ください。
それでは詳細について見てみましょう!
※長いので、目次から読みたいところから読んでください。
目次
あなたが買うべきiPadはこれだ!!
あなたが買うべきiPadはiPad Airです。
iPad Proをバリバリ使っているのでわかりますが、iPad Airがあれば十分です。
もしあなたが動画編集や画像編集、DTMをしたいのであればiPad Proを買う価値があるかもしれません。
またデジタルお絵描きをしたいのであれば、iPad Proを買う価値はあるかもしれません。
それ以外の大学の授業で使う、資料を見るのに使うなどであればiPad(第9世代)でも間に合います。
大学で使うということに関してはこちらの記事をご覧ください!
そもそもiPadの種類は何があるの?
iPadにはどのような種類があるのかをおさらいしておきましょう。
現在Appleが公式に販売しているもの(整備済製品は除く)は
- iPad(第9世代)
- iPad(第10世代)
- iPad Air(第5世代)
- iPad mini(第6世代)
- iPad Pro 11インチ(第4世代)
- iPad Pro 12.9インチ(第6世代)
の6つになります。
スペック表
- 10.2インチ Liquid Retinaディスプレイ
- A13 Bionicチップ
- 8MP広角カメラ
- 1080pビデオ
- 12MP超広角フロントカメラ
- センターフレーム
- Lightningコネクタ
- ホームボタンにTouch IDを搭載
- ステレオスピーカー
- Wi-Fi 5(最大866Mbpsの速度)
- 4G LTE携帯電話通信
- Apple Pencil第1世代
- Smart Keyboardに対応
- 容量は64GB、256GB
- 10.9インチ Liquid Retinaディスプレイ
- A14 Bionicチップ
- 12MP広角カメラ
- 4Kビデオ
- 12MP超広角フロントカメラ(横向き)
- センターフレーム
- USB-Cコネクタ
- トップボタンにTouch IDを搭載
- ステレオスピーカー(横向き)
- Wi-Fi 6(最大1.2Gbpsの速度)
- 5G携帯電話通信に対応
- Apple Pencil(第1世代)に対応
- Magic Keyboard Folioに対応
- 容量は64GB、256GB
- 10.9インチ Liquid Retinaディスプレイ
- M1チップ
- 12MP広角カメラ
- 4Kビデオ
- 12MP超広角フロントカメラ
- センターフレーム
- USB-Cコネクタ
- トップボタンにTouch IDを搭載
- ステレオスピーカー(横向き)
- Wi-Fi 6(最大1.2Gbpsの速度)
- 5G携帯電話通信
- Apple Pencil(第2世代)に対応
- Magic Keyboardに対応
- 容量は64GB、256GB
- 8.3インチ Liquid Retinaディスプレイ
- A15 Bionicチップ
- 12MP広角カメラ
- 4Kビデオ
- 12MP超広角フロントカメラ
- センターフレーム
- USB-Cコネクタ
- トップボタンにTouch IDを搭載
- ステレオスピーカー(横向き)
- Wi-Fi 6(最大1.2Gbpsの速度に対応)
- 5G携帯電話通信
- Apple Pencil(第2世代)に対応
- 容量は64GB、256GB
- 11インチ Liquid Retinaディスプレイ
- ProMotionテクノロジー
- M2チップ
- 12MP広角カメラ
- 10MP超広角カメラ
- 4Kビデオ、ProRes
- 12MP超広角フロントカメラ
- センターフレーム
- TrueDepthカメラシステム
- Thunderbolt / USB 4対応のUSB-Cコネクタ
- Face ID
- 4スピーカーオーディオ
- Wi-Fi 6E(最大12.4Gbpsの速度に対応)
- 5G携帯電話通信
- Apple Pencil(第2世代)に対応
- 容量は128GB、256GB、512GB、1TB、2TB
- 11インチ Liquid Retina XDR ディスプレイ
- ProMotionテクノロジー
- M2チップ
- 12MP広角カメラ
- 10MP超広角カメラ
- 4Kビデオ、ProRes
- 12MP超広角フロントカメラ
- センターフレーム
- TrueDepthカメラシステム
- Thunderbolt / USB 4対応のUSB-Cコネクタ
- Face ID
- 4スピーカーオーディオ
- Wi-Fi 6E(最大12.4Gbpsの速度に対応)
- 5G携帯電話通信
- Apple Pencil(第2世代)に対応
- 容量は128GB、256GB、512GB、1TB、2TB
これがiPadの主なスペックの違いです。
詳細は公式ホームページを見ていただいた方がわかりやすく載っていますが、買うときに大事になってくる違いをピックアップしてみました。
iPad(第9世代)
iPad(第9世代)は公式サイトで販売しているiPadで最も安いものになります。
価格は49,800円と5万円を切ってきます。
ホームボタンを搭載した古いデザインのiPadです。
しかしiPhone 11 Proと同じA13 Bionicチップを搭載するなど、必要最低限のスペックは維持しています。
容量も64GBあるため、よほど普段の使い方で困ることはないのかなと思います。
iPad(第10世代)
無印iPadと呼ばれる最も安いiPadシリーズで初めてフローティングデザインを採用したのがこのiPadです。
またUSB-Cコネクタを搭載しているのも大きな進化点です。
さらにiPhone 12と同じA14 Bionicチップを搭載するなど、スペック面での進化も大きいです。
ただApple Pencilが第1世代な上に専用のコネクタが必要という変な仕様のため、使い勝手がイマイチなiPadになってしまっているというのが個人的な印象です。
一方でMagic Keyboard FolioというキーボードとiPadの背面の部分が取り外せる専用キーボードがセットで販売されています。
パソコンライクにもタブレットとしても使える優秀なキーボードとして、注目されています。
iPad Air(第5世代)
多分大学生が最も買っているiPadであり、iPad Proと最も比較されるiPadです。
価格はiPad Pro 11インチよりも少し安い92,800円からとなっています。
カラーバリエーションが豊富で、おしゃれさんでも買いたくなってしまうようなデザインなのが大きなポイントです。
スペックもMacBook Airに搭載されたこともあるM1チップを搭載しており、スペックは十分すぎると言っても良いでしょう。
またApple Pencil(第2世代)やMagic Keyboardに対応しているのも、大きな進化点です。
iPad mini(第6世代)
iPad miniがフローティングデザインになった上に、Apple Pencil(第2世代)になったということで、完成系とまで言われたiPad miniです。
前世代のiPad mini(第5世代)からA15 Bionicチップを搭載したことにより、大幅なスペックアップを遂げています。
専用のキーボードがないのは残念ですが、画面領域が広がったことによる使用感の向上がそうした点をカバーしています。
カラーバリエーションがiPad Air同様豊富なため、おしゃれアクセサリーとしての需要もありあそうです。
iPad Pro 11インチ(第4世代)
iPadならではの取り回しの良さとiPadに必要ないのではとまで言われた最強スペックの両方を備えた最強のiPadです。
最新のMacBook Airにも搭載されているM2チップを搭載しており、最大容量2TB、RAMの最大容量16GB(1TB、2TBを選択した場合のみ)という最強スペックを実現しています。
他のiPadには搭載していない、ProMottionテクノロジー(リフレッシュレート120Hz)も搭載しています。
これによりゲームや手書きがより滑らかになり、最高の使用体験を提供しています。
そしてApple Pencilによるポイントという、最大12mm手前からペンの位置を知らせる機能が搭載されています。
特に絵を描く人にはうってつけの機能と言えるでしょう。
また通信速度にも隙がありません。
Wi-Fi 6Eへの対応、5Gへの対応はもちろん、Thunderbolt / USB4に対応したUSB-Cコネクタを搭載するなど、外部との通信においても最強のスペックを搭載しています。
当然Apple Pencil(第2世代)、Magic Keyboardにも対応しています。
iPad Pro 12.9インチ(第6世代)
基本的なスペックは11インチと同じです。
ただディスプレイにミニLEDという技術を採用しているため、明暗がはっきりとしています。
iPhoneに搭載されている有機ELと似た技術ですが、焼きつかないのがメリットとなっています。
このミニLEDは黒を消灯で表現するため、通常の液晶よりも多くの色を表現することができます。
これ以外の点では画面が大きい以外のスペックの違いはありません。
基本的にはサイズで選べば良いでしょう。
iPad Air か iPad Pro か?
どちらを選ぶのかはとても難しいですよね。
ただiPad Proはあまりにもスペックが高すぎるため、持て余してしまうのが現実です。
iPad Pro 11インチ(第2世代)ですらかなりスペックが高いので、十分に使えます。
なのに最新のiPad Proを購入するというのはやはりおすすめできません。
iPad Proを買ってもいいのは
- 毎日(またはそれに準ずる頻度で)動画編集や画像編集をする人
- DTM(音楽制作や編集)をLogic Proでする人
- ペンタブと同じように絵を描く人
- ゲーム実況やプロの現場でゲームをする人
だけだと思います。
毎日動画編集や画像編集をする人
動画編集や画像編集を毎日仕事などでするような人からすれば、編集中の動作や書き出しにかかる時間などを1秒でも短縮できるのは効率アップにおいて重要ですよね。
ですが、友達の誕生日にお祝いビデオを作るためにiPad Proを買う必要はありません。
それくらいプロ向けの機材の一つというわけですね。
DTMや絵を描く人
DTMや絵を描く人も同じです。
ただiPad Airなどもリフレッシュレートが低くても滑らかに見せるような工夫がされています。
本来必要のない映像を自動で判断して加えることで、まるでリフレッシュレートが高いかのような演出をしてくれます。
そのためそこまでリフレッシュレートの差が気になりません。
不思議とiPad ProとiPhoneを並べて使ってもあまり気になりません。
もちろん慣れているからというのが大きいです(最初は気になりました)。
YouTubeで画家のおじいちゃんが絵を描く動画をたまに見ますが、iPad Airでとんでもないクオリティの絵を描いていました。
それくらいiPad Airの性能は高いというわけですね。
ゲーム実況やプロの現場でゲームをする人
ゲーム実況をして、多くの人に見てもらうためにプレイをする人やプロゲーマーであれば、もしかしたら使う価値があるかもしれません。
ゲームを本気で勝ちに行くのであれば、iPad Proを買ってもいいと思いますが、そこまでゲームをしないのであれば、要らないと思います。
僕も高校生の頃PUBGモバイルといういわゆるFPSゲームをやっていましたが、60Hzでも十分うまいねと言われるところまでは行けました。
スペックが高い方が圧倒的に有利ですけど笑
iPad Proのグッドポイント(ここからレビュー)
iPad Proのグッドポイントを紹介します。
余裕の容量
ちゃっかり宣伝するのであれば、僕は自分のYouTubeチャンネルを持って、週1とかではありますが、動画を投稿しています。
そのため常に大量の動画を保存してあります。
ですが1TBもあるので、余裕を持って編集できます。
僕はかなりの量ストックするだけして、編集終わっても放置してしまいがちなのですが、それでも十分足りるので助かっています。
もちろん定期的に整理はしていますが、それでもこれだけの余裕があると、撮りたいときに撮れるので重宝していますね。
余裕のスペック
M2チップと8GBのRAMというだけで最強だと僕は思っています。
そこに1TBもしくは2TBを選択すると16GBのRAMが付いてくるのだからもう無敵です笑
RAMとは?
メモリのこと。
作業領域の広さのことを指しており、大きければ大きいほど同時に多くのタスクをこなすことができる。
僕は1TBを選択したので、16GBのRAMを搭載しているわけです。
僕のMacBook AirはM1チップと8GBのRAMを搭載しています。
もはやMacBook Airよりもスペックが高いという意味不明な状況になっています。
これだけスペックに余裕があると動画編集でカクつくこともなければ、書き出しだってあっという間です。
超広角カメラが便利
最近は何かと書類をスキャンしてデジタル化する機会も多いように思います。
そんなときに超広角カメラはとっても便利ですね。
近距離でもスキャンできるというのは、座っているときでも簡単にスキャンができるので便利です。
僕は大学で資料が紙で配られたときは結構スキャンして取り込んじゃっています。
Magic Keyboardが優秀すぎる
iPad Pro 11インチやiPad Air(第4世代)以降、iPad Pro12.9インチに対応しているMagic Keyboardですが、これがとても優秀です。
Appleのトラックパッドはとても直感的で滑らかに動くため、高評価です。
マウスがいらないほど、とよく言われるのも納得なほど使いやすいです。
それがiPadでも使えるのは最高です。
またキーボードの打ち心地も最高で、今まで使ったキーボードで最も好きな打ち心地です。
もちろん好みの域を出ませんが、打ちやすいと全員が一度は思うのではないでしょうか?
iPad Proのイマイチポイント
最強のiPad Proには弱点などありません!
と、言いたいところですが、流石にそんなことありません。
高い
いくらなんでも最小構成で12万円は高すぎます笑
もちろんプロ向けの機材なので、ケチケチしたことを言うなというのが正しいと思います。
ただ円安の影響を加味しても高すぎます。
スペックをもう少し抑えても困らないのであればiPad Airを買う方が賢明と言えるでしょう。
そういう意味では良いラインナップかもしれませんが、120Hzのディスプレイが欲しければ12万円払えというのもなかなか厳しいですよね。
そこは今後のドル円に期待しつつ、Appleにも期待したいところです。
重い
iPad Airだととんでもなく軽いということはありません。
5gだけiPad Airの方が軽いとかなので、差はほとんどありませんが、ホームボタンタイプよりも重くなっているような気がします。
iPad Air(第3世代)よりも10gほど重くなっているようなので、確実に重くなっているのは事実のようですね。
またMagic Keyboardがこれまた重いんです。
600gくらいあるので、つけると1キロを超えてきます。
11インチでそれですから12.9インチはとんでもなく重いです。
持ち歩くのにこの重さはちょっと困りますね。
改善してほしい反面、リュック入れちゃえば一緒だろとも思います。
Magic Keyboardのトラックパッドが小さい
まぁ慣れちゃえばどうってことないですが、トラックパッドが微妙に小さいです。
本体サイズが小さいことに加え、浮いているのでその分キーボードが後ろにあるんですね。
そのためどうしても小さくなってしまいます。
MacBookを使っていると比べてしまうので、どうしても小さく見えてしまいます。
ダメじゃないんですけどね、、、うん、、、
iPad整備済製品のすゝめ
高すぎるiPadは旧モデルの新品を狙うのが結構おすすめです。
Apple整備済製品
Appleの公式ページで見ることができます。
返品や店頭に並んでいた製品などの修理やその他整備を施した新品同様の製品が安く販売されています。
最新機種はまず並ぶことがありませんが、旧モデルはかなり品揃えが良いです。
保証などは最新のものと同様なので、心配ありません。
Amazon Renewed(Amazon整備済み品)
意外とAmazonの整備済み品も侮れません。
Amazon整備済み品はAmazon認定業者により整備された再生品です。
全てのAmazon整備済み品には、出品者による最低180日の返金保証が付きます。
安心して購入することができますね。
Appleの整備済製品と違い、かなり品揃えが良いです。
また値段も少し安いように感じます。
さらに最新の製品でも普通に出てくるので、最新の製品を安く手に入れたいけど、中古品には不安を感じるという方にもおすすめです。
iPad Airの方が後悔しないと思うよ?
ほとんどの人はiPad Airですら過剰スペックです。
Appleは毎回大々的に宣伝するので、スペックが毎回とんでもなく上がっているように感じますが、案外上がっていないと言うことも多いです。
Appleに限らずですが、IT業界はスペックが頭打ちしているように思います。
最近ではAIなどが流行りですが、そうなるほどにスペックは必要十分になっているんだと思います。
もうスペックで苦労しないから、今度は生活のクオリティをあげようみたいな感じですね。
なのでiPad Airの方が後悔なく使えると思いますよ。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
ぜひiPadで編集した僕の動画も見てくださいね(宣伝)