ギター

【徹底考察】エド・シーランの使用機材・楽器は何?

こんにちは、ヤマトです。

今回はエド・シーランの機材を紹介したいと思います。

この記事は再現をするという記事の前情報のようなものなので、再現をしたい人はぜひそちらも読んでくださいね。

エド・シーランの使用機材・楽器

エド・シーランはどのような機材、楽器を使用しているのでしょうか?

まずはメイン機材であるループペダルからです。

BOSS RC-20XL

ループペダルについて解説するエド・シーラン

デビュー当初はこのループペダルを使っていました。

今でもMCでループペダルについて説明するときに「Loop Station」と説明していますが、それはBOSSの付けたシリーズの名前ですので、この頃からしている説明なのでしょうね笑

BOSSのRCシリーズは全てループペダルですが、マイナーチェンジを多く行います。

なので現行モデルとしてはRC-30があります。

機能はほぼ同じで、基本1トラックのみ、フットスイッチを接続すれば最大2トラックまで使うことができます。

エド・シーランは1トラックしか使っていません。

ループペダルを使ったことがある人ならわかりますが、1トラックって案外何もできないのですが、それを完璧に使いこなしていたのが、当時のエド・シーランです。

彼はたったこれだけで、あれほどの厚みある音楽を奏でていたのかと思うと感動しますね。

Chewie Monsta Looper

彼はChewie Monsta Looperという名前のループペダルを使用しています。

エド・シーランの友人が制作した特注ものだそうです。

つまりこれを手にいれることはできませんが、簡単に仕組みを説明します。

このペダルはただのフットスイッチであり、実際はパソコンにギターをはじめ、全ての音が入っています。

そしてそのパソコン上のソフトでループをさせています。

そのパソコンを操作するのが、足元のループペダルというわけですね。

上級編

上級者向けにはなりますが、エド・シーランのループペダルはパラ出力と言われる、トラックごとに出力先を分けることがされています。

つまりトラックごとの音をそれぞれ調整することができます。

そのため録音するトラックはある程度決まっています。

例えば一番右のトラックには主にマイクが入っていますし、一番左のトラックにはリードギターが入ります。

もちろん曲によっては多少イレギュラーは発生しますが、基本的にはこういう音はこのトラックというふうに分けられています。

これは後ほど紹介するループペダルRC-600でも設定をすることで、再現可能です。

ですが、あまりにも長くなってしまうので、今回は割愛させていただきます。

ペダルチューナー

エド・シーランは特殊チューニングをしたりする曲が非常に多いです。

初期の頃はループペダルに最初のフレーズを録音した後、チューニングを変えたりもしていました。

そのため視認性が良く、精度も必要十分であるBOSSのクロマチックチューナーを使用しています。

これは市販されているので誰でも買えますよ。

BOSSのTU-3というチューナーです。

ペダルチューナーは周りの音環境に左右されることなく、正確なチューニングができるだけでなく、オンにすると音を通さなくなるので、アンプを守ることもできるので、持っておくといいと思います。

BOSS TU-3

アコースティックギター

Martin LX1E

エド・シーランはデビュー当初、Martin社が製造しているいわゆるリトルマーチンの1つである、LX1Eを使用していました。

Martinの技術により、小さいボディでもかなり響きます。

表面に艶がないサテン塗装が施されているため、使い続けるとどんどんボディが削れていくのもまた一つ魅力です。

エド・シーランは肉球を描き込んだり、文字を入れたりとカスタマイズしていましたが、ボロボロのボディが彼の努力を物語っていると言ってもいいでしょうね。

Martinなのに、お手頃価格!

低音はイマイチ足りません、、、

Martin Custom OO-28VS

続いては同じくMartin社が制作したOO-28VSのカスタムです。

このギターは知る人ぞ知る12フレットジョイントのギターです。

12フレットでボディにつながっているため、ハイポジションを弾くことは、かなり厳しいです。

ですが、アコースティックギター本来の音の良さを最大限に引き出してくれます。

そのため最近ではART & LUTHERIEやGodinといったメーカーも12フレットジョイントのギターを次々に発売しています。

このギターはもともと50万円くらいするギターに刻印を入れている非売品なので、僕らが手にいれることはできません。

Lowden WL-35

エド・シーランは友人から勧められたということで、Lowdenというメーカーのギターを使い始めました。

本人のインタビューによれば「Don't」のレコーディング段階ですでに使っていたそうです。

Lowdenといえば世界的に人気の高い高級ギターブランドの1つで、普通に50〜60万ほどします。

実際音もとてもよく、エド・シーランが使う前からとても人気のあるギターです。

エド・シーランが使い始めてからミニギタータイプであるWサイズが展開され始めたそうです。

Sheeran by Lowden

エド・シーランは高級ギターLowdenを多くの人に手に取ってもらいたいとの思いから自らのブランドを立ち上げ、全て手作業によって作られているLowdenギターの工程の一部を機械化することで価格を抑えたSheeran by Lowdenを作っています。

本人もライブなどで使っています。

5作目のスタジオアルバムである「=」のシグネチャーなども発売されています。

ですが、安くても10万円以上するので、機材にもお金がかかることを考えると躊躇してしまう値段ではありますね。

エレキギター

彼はしょっちゅうエレキギターを変えているような気がします笑

彼自身がエレキギターを使う曲は数曲しかありません(Thinking Out Loud、Blowなど)

そのため優先順位が落ちているというのはあるかもしれませんね。

この投稿によればエリック・クラプトンのシグネチャーモデルをペイントして使っているようですね。

余談ではありますが、エド・シーランはエリック・クラプトンに憧れてギターを始めているので、使うのは自然と言えます。

その他にもPRSやLowdenのエレキギターも使っているようです。

まとめ

エド・シーランはこのような機材を使って演奏をしています。

途中からは成功したアーティストらしく、高いギターも使っていますが、Sheeranを立ち上げたりと高いものだけが全てではないと行動で示しています。

彼の成功への秘訣はあくまでも血の滲むような努力だということが機材を見るとよりわかります。

次回はこれを市販品で再現しみようという記事を書くつもりですので、お楽しみに!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

せっかくなので僕が最も好きなエド・シーランのライブ映像のリンクを貼って終わります。

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