こんにちは、ヤマトです。
今回は免許を取りたい人向けの記事になります。
免許を取得する上で必ず出てくる問題はAT(オートマ)限定にするか、MT(マニュアル)にするかです。
その辺についてメリット、デメリットをお伝えします。
結論だけ先にお伝えしますと、迷っているのであればMT(マニュアル)で取得することをおすすめします。
僕自身どっちでもいいやと思っていましたが、親のすすめでMTを取得する過程で運転の楽しさを知りました。
免許を身分証として、最低限持っておかないといけないものだからといって取るのであれば、ATで十分すぎると思います。
ただちょっとでもMTも面白そうと考えている人はぜひMTに挑戦してほしいと思います。
AT?MT?
これの違いを知らない人も多いと思います。
僕も免許を取るまでMT(マニュアル)のことは一切知りませんでした。
ATはオートマチックトランスミッションの略で、
MTはマニュアルトランスミッションの略です。
ATとMTの違いはギアチェンジをする必要があるかないかです。
自転車でもギアがついている自転車はとても多いですが、自転車は自分でギアを変えるので、MTと言っていいと思います。
ATはそれを車がやってくれます。
そのためアクセルを踏んで、ハンドルを回せば運転できると言っても過言ではありません。
自転車と違って、発進やギアチェンジなどの運転自体が難しいため、国内に出回っている車のほとんどはATです。
それくらい簡単に運転ができるので、今やトラックや大型バスなどもATを採用することが多いようです。
AT、MTのそれぞれのメリット
まずはメリットを比較したいと思います。
ATのメリット
運転が簡単
ATは乗り比べるとよくわかりますが、圧倒的に運転が簡単です。
MTにはアクセルとブレーキの他に、クラッチというペダルが存在します。
それを操作しなければギアが変わらないだけでなく、発進すらできません。
ですが、ATにはクラッチはなく、アクセルを踏めば発進して、ブレーキを踏めば止まります。
そのため周囲の状況に目を配ることもできます。
教習時限が少ない=早く取れる
ATはMTに比べて3コマ少ない教習で免許を取得できます。
仮免までにMTは15コマ受けなければならないのに対して、ATは12コマしかいらないので、全体で見ると少なく済みます。
特に合宿免許では大きな違いになるかもしれません。
免許取得費用がMTに比べて安く済む
これは先ほどの少ないコマ数で免許が取得できることと被ってくるかもしれません。
コマ数が少ないので、そこまで変わりませんが、費用が安くなることが多いです。
教習所にもよりますが、1〜3万円程度変わってくるようです。
早く安く簡単に取れるのはATのメリットですね。
MTのメリット
普通自動車であればATでもMTでも運転できる
AT限定免許にはATに限ると免許に記載されます。
しかしMTを取ればそうした条件が記載されません。
つまりATでもMTでも運転ができます。
なので普通自動車の枠を越えない限り、運転ができます。
とんでもなくまれに、軽トラなどをレンタカーで借りようとするとMTになるかもしれませんということがあります。
大抵ATもどちらもあるけど、出払っちゃうとMTしかないかもというパターンですので、そこまで大きな問題にはならないと思います。
中型や大型にAT限定がないので、取得時に簡単になる
2026年に大型や中型免許にもAT限定が登場するようですが、現状ではまだまだMTが根強く残っています。
これには整備が簡単であったり、エンジンブレーキを適切に使うことができたり、買い換える費用が高いなど多くの理由があるようです。
そうした理由からMTを取得することが今後も求められそうです。
AT限定免許しか持っていない人はまず限定解除をする必要があります。
MTの教習のみを行うことで、MTも運転できるようになるのですが、それをしなければ大型等を取ることはできません。
そのため将来的にバスのドライバーをやりたいなどで大型を取得する予定があるのであれば、MTを取っておくに越したことはありません。
運転が楽しい
これのためにMT車に乗る人が多いくらい運転は楽しいです。
AT車はブレーキから足を離すと勝手に進みます(クリープ現象)。
MT車はそういったことはありません。
つまり自分で車を操作する必要があります。
ただそれ結構楽しいんですね。
僕もそれが楽しくてわざわざMT車を借りてまでして運転するくらいです。
そうした運転の楽しさはMT車にしかないものだと思いますので、運転とか好きな方は検討を強くおすすめします。
AT、MTのそれぞれのデメリット
デメリットはほとんどメリットの裏返しです。
ATのデメリット
運転が簡単すぎて、危険運転が増える
これはあくまでも僕の個人的な意見ですが、AT車だからこその危険運転があると思います。
いわゆる煽り運転もですが、ながらスマホなどもMT車だと結構大変です。
右手にハンドル、左手にシフトノブじゃないと運転できないMTに比べて、ATはハンドルさえ動かせば運転できます。
そのためATだからこそできてしまう危険運転というのは増えたのではないかとも思います。
運転の楽しさが半減
AT車はクリープ現象でブレーキを離すと勝手に進んだり、ギアチェンジを自動でしてくれたりと、自分で操作している感じがあまりにもありません。
そのため運転しているという感じは少ないです。
僕はAT車では物足りないとか思ってしまいます笑
中型や大型を取得するときに少し苦労する
先ほどMTのメリットでも書きましたが、中型や大型の免許を取得するときにAT限定解除をしなければならないので、少し大変です。
別に中型や大型に乗る予定がないならそこまで影響はないかもしれませんね。
MTのデメリット
運転が難しい
ハンドルなどは別に一緒ですが、クラッチペダルの操作が非常に難しいです。
それに伴い、坂道発進も難しいです。
AT車と違いクリープ現象がありませんので、クラッチを繋がないと進みません。
このへんの詳しい話は免許取得時に学んだり、YouTubeなどで動画を探すとたくさん出てきますので、探してみてください。
簡単に言えば何にもしないと勝手に坂を下ってしまいます。
そうしたことから運転は非常に難しいです。
そのため特に仮免までの段階で苦労すると思います。
取得費用が高く、時間もかかる
ATに比べて教習時限は多いです。
先ほども書いた通り、仮免までに余計に3コマ受けなければならないので、時間がかかるのと、その分高くなってしまいます。
仮免を取得した後のコマ数は変わりませんので、仮免までの第1段階までが大変です。
MTである必要がなく、使うことがない
正直MT車は探さないとありません。
車のメーカーも様々なメーカーがMT車を展開をしています。
ですが、AT仕様もあることがほとんどです。
むしろMTがオプションだったりもします。
そんな感じなので、レンタカーでもMTなんかありません。
ないことはないですが、めちゃくちゃ探してやっと見つかるかどうかといった具合です。
またスポーツカーが多く、いわゆる普通の車ではないので、楽しく友達とドライブするために借りることもできないため、本当に趣味の車です。
さらにスポーツカーは結構ハイオク車も多いので、お金までかかってしまいます。
まとめ
ここまで読んでいただきありがとうございました。
いかがでしたか?
MTは完全に趣味として乗る時代です。
時間とお金をかけて免許を取得して、やはり時間とお金をかけて運転する車です。
ですが、わざわざMTを取得する価値はあると思います。
ダントツで楽しいMT車を運転するためと思えば大したことない労力でもあります。
人生経験も兼ねてMTを取得してみることをおすすめして、この記事を終わりたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。